冨井ピアノ工房


ヤマハUX10 クリーニングと修理
10年ほど放置したピアノです。
製造後30年経っており、ピアノの折り返し地点でしょうか?
寿命の来る部品もありますので合わせてメンテさせていただきました。
鍵盤のふたに生地が見える深い傷が
数か所ありましたので、思い切って
再塗装しました。
鏡のように綺麗になりました。

ペダルは外して機械研磨です。
仕上りをご覧ください。
アクションコードは絶対張替が必須です。
ハンマーを全部外さないといけないので
時間のかかる作業です。
ハンマーは整形・整音して
位置も調整します。

鍵盤のピンも長年の湿気で
錆が出ています。
ピカピカにしないと鍵盤が
弾きにくくなります。
多分ですが・・・ペット君がピアノの屋根の上で
おしっこをしたと思われます。
尿のような液体がピアノ線と鉄骨に
滴り、酷く腐食しています。
こういったものは磨いても綺麗にならず
ピアノ線の張替になります。
放置するとピアノ線は非常に切れやすい状態です。

仕上りをご覧ください。
ヤマハのピアノは良いピアノですね。 工芸品のようで良い仕上がりになります。
今回はご依頼ありがとうございました。
川崎市Y様





ヤマハU2F 解体クリーニングと修理
数十年放置してあるピアノの修理のご相談をいただきました。
定期的にメンテナンスしていたのは30年くらい前までで、
その後はお蔵入りになっていたヤマハピアノです。


今すぐご使用の予定が無いとの事でしたので、
最低限の修理でお見積もりを
出させていただきました。

大きなパーツ交換はせず
修理調整を致しました。
ハンマーの付け根の「コード」は必ず取替えが必要で
写真左のように切れていますので、写真右のように新しいコードに張り替えます。

鍵盤の木口は汚くなりやすい個所でカビが生えています。
少し削って漂白着色します。 仕上り(右)をご覧ください。
弱音マフラーはフェルトで出来ていますので
カビが生えたり、使っているうちに
擦り切れて穴が開いています。
新しく張り替えます。
鍵盤蓋です。
やや大きな傷があります、何か落としたのでしょうかね?
それと困ったことに、鍵盤蓋が剥がれてしまっています。【右】
昔に何か液体をこぼしたのでしょう。(お飲物でしょうか)
鍵盤蓋は剥がれの部分を大きく剥がして
接着し直します。
接着後再塗装して綺麗にします。
塗装後の鍵盤蓋、
仕上りをご覧ください。(左)
鍵盤下のフェルトですが、
虫食いですね。
新しく交換しました。
完成の状態をご覧ください。
今回は移転に伴ってのピアノリフォームでしたので、
割と軽めのメニューでご提案させていただきました。

神奈川県 N様 ありがとうございました。
H28年10月









ヤマハG3Eピアノ線の交換

ピアノ線の張替を行います。
ピアノ線を張り替える理由は色々あります。
ピアノ線も新しくなって音に張りが出ますし、
共鳴板のメンテナンスもピアノ線を
張り替えた時にしか出来ません。
言葉では書ききれません。
ピアノ線の張力を緩めチューニングピンを
取り除きます。
ピアノ線も取り除き、
ピンブッシュも取ってしまいます。
鉄骨を外し、塗装します。
(金色にですね)
共鳴板も塗装します。
共鳴板のニスを剥離剤で溶かします。
共鳴板をニスで塗装します。
塗装して綺麗になった鉄骨を
取り付けます。
チューニングピンを打ち込み、
ピアノ線を張り替え作業の途中です。

この時は線は緩く張っています。
フレームに傷をつけないよう
緊張して作業します。
完成です。

修理張替の場合は、
共鳴板のメンテナンスなど
張弦以外の下準備に
非常に時間がかかり
面倒な作業になります。

古いピアノもまるで新品のピアノのように生まれ変わりました。
ヤマハピアノは非常に良い材質で設計も完璧に出来ています。
オーバーホールをすれば100年以上使えると思います。

H28年10月作業分  修理代金30万円程度








ディアパソンピアノ 修理

古いお客様から5年振り? お電話いただきました。
このところピアノの演奏を再開して、ピアノの具合が悪いので直してほしいとのご依頼です。
環境はやや湿気が多い状態で、鍵盤が「ペタッ」と底打ちして上がってこない状態です。
製造後30年を過ぎたピアノですので今回は調整だけではなく、
痛んだパーツの交換をすることになりました。
新しいハンマーです。
これからナンバー打ちです。

ハンマーの長さ・幅・厚み(重さ)を
基本的にはオリジナルと
同じになるようご用意します。
古いハンマーです。
ディアパソンピアノは河合楽器で
製造されたピアノです。
ハンマーはピアノの音質を決める
大きな要因です。
一般的にカワイピアノとヨーロッパの
ハンマーは相性が良いようです。
ハンマー交換が完了しました。
アッセンブリー交換の場合
タッチ感は多少変わる場合もあります。
今回はお客様の希望で
タッチが軽くなるよう
軽めのハンマーヘッドを選びました。
フエルトが虫に食われ穴が開きましたので
新しい部品に交換します。
交換は簡単ですが
その後の調整がたいへんです。
アクションを取り付け調整が済み、
完成の図です。
少し湿気の多い置き場所ですので
引き続き風通し良くしたいですね!

お客様より
タッチは以前より少し軽くなった感じです。
音はぼやけた感じが無くなりはっきりした音で弾くのが楽しみです。
との、感想をいただきました。

川崎市 Y様 ありがとうございました。   H28年10月







アポロピアノの修理
アポロピアノ(120cm高)の修理です。
調律でお申込みいただきましたが
製造後50年程度経過している事。
調律メンテナンスを長年行っていない事。
使用者が初心者で最高の状態は
求めない事などから、ピアノはお預かりせず
出来る限りの修理にとどめました。
ハンマー全体交換は必須です。
ウイッペンと言う部品も交換が必要ですが、
こちらは応急修理で対応です。
材木が腐っていますので
力が掛ると割れてしまいます。
こちらは次回は新品部品と
交換したいところです。

新しいハンマーです。↑
パーツも古く剥がれも多いので
接着しながらの作業。
なかなか時間がかかります。



ハンマー交換完了です。
ピアノにアクションを取り付けました。
取り換えたハンマーだけが
純白で浮き上がってみえます。

音質もぐっとよくなり、お客様も
「こんなに音が変わるとは・・・」
と喜んでおられました。
鍵盤蓋は全塗装しました。
蓋を綺麗にすると
ピアノの全体印象が
とてもよくなります。

H28年10月作業





















カワイピアノUS6Xのリニューアル作業です。
ご依頼者のお話ですと、20年ほど放置されていたようで
湿気が酷くピアノ内部もカビだらけで、からくりも動きが悪くなっています。



錆が出ています。



磨きました、鍵盤の動きもスムーズです。



ハンマーも動かない状態です。



ハンマーの付け根を新しい部品と交換です。



ハンマーも正しい位置に戻りました。



鍵盤の高さも揃いました。







虫が食った部品も取り換えます。

新しい部品



外装のクリーニングも行い新品のように綺麗になりました。
今回はご予算の関係で部品交換は最小限にとどめました。

H28年8月







カワイピアノ修理・クリーニング



かなり長期間放置していたピアノで
表面にカビが生えて艶がありません。






薬品でカビを取り除き
艶出しをしました。
ご自分で擦らない方が良いです。
深い艶が戻りました。


湿気の為、音が出にくくなっています。
やや古いピアノなので、思い切って
新しい部品と交換します。




大きな深い傷を部分補修しました。
木目のピアノは「色」が合わないので
全体一面塗装がお勧めです。




凄まじいカビの発生
ピアノの内部は湿気やすいものです。


内部清掃



ピアノパネル磨き前



磨き後



クリーニングの仕上りをご覧ください。



完成の図
如何ですか?
新品のようですね。

基本クリーニングとキズ補修。
おタバコのヤニが付着した上にカビが生えて、かなり手ごわい作業でしたが
表面はお預かり前と比べると飛躍的に綺麗になりました。
内部は湿気による傷みがかなり酷かったですが、
しっかりと修理が出来ました。

H28年6月作業 UPクリーニング¥25.000
+塗装補修+パーツ交換+運送料

H28年9月








韓国サミックピアノにサイレント取り付け

新品消音バーを加工する
ところから始まります。



カットされた消音バー
消音バーはピアノ固有の寸法です。



次高音部のブラケットも加工しました。
4ブラケットなので強度は十分です。




これは見慣れない光景ですね。
左がマフラー駆動のレバー、
右がサイレント用のレバー
切り替えレバーは新品です。


鍵盤センサーも設置しました。



ペダルセンサーも取り付け
完成の図ですね。


サミックピアノ社は韓国のメーカーさんで、最近アクションパーツに
日本製品を採用してから、急激に品質が向上しました。


H28年7月作業





象牙鍵盤ホワイトニング
    最初はこのような茶色く煙草のヤニが      
ついたような状態です。
汗や汚れが象牙に染み込み変色した結果
ご覧のように茶色く変色いたします。
 
1時間程度過酸化水素水で漂白しました。
茶色は少し薄くなりました。
6時間漂白しました。
ほぼ真っ白くまりました。
後は鍵盤表面の汚れを落として
(バフ掛け)仕上りです。
ホワイトニング前の状態です。

象牙鍵盤のピアノは現在殆ど見かけなくなりました。
人工象牙等の新素材も多々見かけますが、
アクリルの普通の鍵盤が一番無難だと、私は思います。

H28年7月作業分


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