冨井ピアノ工房


ヤマハU3C調律と修理
U3Cは昭和30年代に作られたやや古いピアノです。
お客様とのご相談で、現場での調律・修理とハンマー交換をさせていただきました。
調律も長い間行っていないようですが、材質の良い時代のピアノですので
修理をすればまだまだ長くお使いいただけます。
ハンマーヘッドはフェルトで出来ていますので
50年も経過しますと素材の限界がまいりますので、削っても音は良くなる事はありません。
画像のようにハンマーフェルトは深くえぐられ、ハンマー自体が変形しています。



ハンマーの先端が平べったく潰れています。

ハンマーフェルトの寿命限界なので、交換です。

新しいハンマーに交換して音色(音の発音)が綺麗になり、パワーのある音が蘇りました。
今回はピアノ線は現状でお使いいただく事になりました。
調律は今後数回調律していくうちに、状態が安定すると思います。

ご依頼ありがとうございました。

H30年4月








ヤマハU2F修理
鍵盤蓋の仕上りをご覧ください。


←長年の湿気で剥がれてしまいました。
こちらは接着の上、部分塗装にて
補修させていただきました。

↓鍵盤クリーニングの仕上りを
ご覧ください。

20年ほど放置されていたヤマハのピアノです。
お孫さんのお宅でお使いになるとの事です。
軽めのメニューでの作業をさせていただきました。
ご依頼ありがとうございました。

H30年3月






カワイピアノオーバーホール
US50と言うカワイのグランド型アップライトピアノです。
過去にやや湿気の多いお部屋に放置した期間があり、
その時にフェルト類がダメージを受けたようです。


古いハンマーは先端がつぶれ、高い湿度の為
変形して向きや高さもバラバラです。



痛んだハンマーフェルトは削っても音色が
良くなる事はありません。



交換済みのハンマーハンマー組立は
高さなど1ミリの誤差も許されません。


ハンマーはドイツ製品をお選びしました。



ウィッペンと言う部品です。
カワイピアノは樹脂製品を採用しています。

交換されたウィッペン
ジャックの傷みが見られました。

ご納品
ピアノは木材やフェルトで出来ていますので
湿気に弱い楽器です。
ハンマーを交換して
音色も生き生きとしました。

ご依頼ありがとうございました。
H30年2月






カワイピアノ クリーニングと修理



長い間放置してあったピアノです。
床暖房のお部屋にお引越しをしてから不具合が出てしまいました。
各部修理してクリーニングしてからおとどけしました。

H30年1月 ご依頼ありがとうございました。









ヤマハグランドピアノオーバーホール

珍しい木目ウォルナットのグランドピアノです。
表面が日焼けして縞模様になっています。
何となくみすぼらしい感じになっています。


40年くらい前のピアノで放置期間が長く
やや痛みが多いようです。
貼ってある化粧板が剥がれています。


ハンマーは音質を左右しますので
大切な部品です。
付け根から全て交換します。

ピアノ線も錆びてますね。



鍵盤の木口は黄ばんで剥がれかけています。
こちらも全交換。




鍵盤のバランスピンの錆びです。
金属磨きで綺麗にします。




低音のピアノ線です。
錆びていて弾いた時に「ジーン」と雑音がします。
修理は出来ないので、ピアノ線交換です。



綺麗になりました。
錆びていると鍵盤の動きが悪くなり
弾きにくくなります。








木口も張り替えて新品になりました。
キズ防止のビニールが付いています。



ハンマーの付け根の部分になります。
丸い部分が使用により潰れてきます。
タッチに影響の大きい部分です。






ハンマー全交換しました。
フェルトの色に注目してほしいです。
音質も新しいピアノのように
みずみずしい艶のある音が
復活しました。
ドイツ製レンナーハンマーを採用しました。



新しいハンマーを整音(音を整える)
作業をしています。
調整にたくさんの時間を使います。





古いピアノ線を外して、共鳴板・鉄骨の
塗装を済ませました。
これから張弦に入ります。





ピンブロックも新品に打ち替えました。
ワイヤーはドイツ製レスローワイヤーを
使用します。






張弦終了。
ダンパーも取り付けました。
ピアノ線を張り替えると
芯のある音が復活しました。




塗装作業にとりかかります。
ポリエステルの剥離剤で剥離を繰り返します。
強烈な匂いなので、キツイ作業です。




剥離、研摩を繰り返します。
専用工具で塗膜を削り取ります。





最終的に耐水ペーパーで仕上げて
生地を完全に出します。
4回位剥離を繰り返します。





ピアノ側板の剥離作業です。
ピアノ線などに薬品がつかないように
養生を完全にします。





生地の上に、着色、下地塗装、上塗りと
作業を繰り返していきます。
時間のかかる作業です。




最後に、繰り返しの調律・調整を何度も。
お客様にお届けした時に安定した状態に
なるよう作業を繰り返します。



今回はヤマハグランドピアノのフルオーバーホールをご紹介しました。
時期にもよりますが、約2か月お時間を頂戴いたします。
今回はかなりの費用がかかりました。  H28年作業分






ヤマハアップライトピアノ修理

ヤマハのピアノでは大変珍しい
接着剥がれの修理とピアノ線交換です。



ピアノ線を全部張り替えますので、
フレーム鉄骨を外して塗装その他メンテします。



一度取り外してから部材のそりを修正して
再度接着し更にビス止めします。




綺麗にした鉄骨を取り付け、共鳴板も塗装済み。
これから調弦に入ります。
鍵盤等のパーツは取り外します。



チューニングピンを打ちながらピアノ線を張って
行きます、この状態ではほとんど張力は掛けません。



調弦終了!
鍵盤も取り付けて元通りです。


今回は大変珍しい接着剥がれでした。
ついでにピアノ線も張り替えてパワフルな音がよみがえりました。
線を張り替えた後は調律がしばらく狂いやすいですからご注意ください。
修理代金は20万円台です。 H28年作業分








ヤマハW108 オーバーホール

オリジナルはワインレッドの木目ピアノ
艶のある仕上げです。

画像では判りにくいですが、化粧板の剥がれなど
やや傷みが見られますので、塗装の塗り直しをします。


ハンマーはドイツ製ハンマーに全交換
はきはきした音質になりました。



今回はオリジナルの色をそのまま使い、
半艶消しに仕上げました。
柔らかい感じに仕上がりました。


塗装はピアノをバラバラに分解して、
各部材ごとに塗装していきます。


鍵盤の仕上がりをご覧ください。



鍵盤もクリーニングして綺麗になりました。



修理前、ちょうど剥がれが見られた部位です。
化粧板は一度剥がしてから再度接着します。


今回はハンマー交換と全塗装を致しました。
外見は気にしない、とおっしゃる方もいらっしゃいますが
美しい外見は楽器の愛着を深めますね。
是非 お勧めします。
28年作業分  全塗装は20万円台です。
お気軽にお問い合わせ下さい!
電話番号
044(533)0747
e-mail
piano-koubou@k7.dion.ne.jp
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