ピアノのキズ修理(木工・塗装) ピアノの表面に深い傷がついてしまいました。 木目のピアノの場合は、表面の化粧板を張り替えてから 再度塗装します。 |
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![]() 表面の化粧板がつぶれています。修理前 |
![]() 角が潰れてしまいました。 |
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![]() 修理後 |
![]() 化粧板を張り替えたあと、塗装しました。 |
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![]() 仕上りをご覧ください。 |
木目ピアノと黒いピアノでは修理のやり方が 大きく変わってきます。 塗装修理のご依頼お待ちしております。 H30年10月作業 |
コルグKHP2000の取り付け ヤマハピアノにコルグKHP2000を取り付けました。 KHP300との違いは音源ボックスのみで、その他キーセンサー、消音バーは 共通となります。 音質はさすがに2000の方が高音質になります。 |
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ヤマハグランドピアノ ハンマー交換 ピアノはお預かりせず、出張にて1日で作業します。 |
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ハンマー選びは重要事項ですので、 お客さまと相談しながら打ち合わせます。 |
今回はレンナー社製品をお選びしました。 予めハンマーの完成品を工房で製作します。 |
オリジナルのハンマー |
ハンマーの先端が完全に変形しています。 |
交換した新ハンマー |
綺麗な形状をしています。 |
交換作業よりも、調整に時間がかかります。 |
取り外した古いハンマー |
ハンマーの寿命は一概には言えません。 使用頻度と湿気に左右されると思います。 古いハンマーはいくら削っても音質は回復することは無いと思います。 ハンマー先端のみ交換する方法と組立品(アッセンブリー)交換の 二通りがあります。 ご依頼ありがとうございました。 30年8月 |
カワイCX51クリーニング |
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←画像では判りにくいですが 一面にカビが発生しています。 手で拭いてもびくともしないです。 木目(バーチ)の艶出し仕上げです。 |
![]() 白っぽいのがカビになります |
![]() すりガラスのように見えますね |
![]() 新品の艶が戻りました |
![]() まさしく鏡面のような仕上がり |
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← パーツごとにバラバラにしてから 研磨作業に入ります。 組み立てた状態では綺麗になりません。 何事も下準備が大変です。 |
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クリーニングの仕上りをご覧ください。 一度カビが生えてしまうと、手で拭いても綺麗にならず、 逆に擦り傷がつくだけです。 表面の傷んだピアノは是非専門店にご依頼ください。(楽器屋さんではなく) この後、ご新居にお届けいたします。 川崎市 S様 ご依頼ありがとうございました。 H30年7月 |
カワイUS7X修理とクリーニング 長年湿気の多い場所に置いてありました。 調律は時々なさっていた様子です。 |
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![]() 激しいカビですね。 湿気を吸ってフェルトが痛んでいますので ハンマーを削っても回復することはありません。 |
![]() ハンマーを交換しました。 柔らかくて張りのある音色が 復活しました。 |
![]() アクションも分解して 調整します。 |
![]() 部材ごとに分解してクリーニング していきます。 |
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ヤマハU3C調律と修理 U3Cは昭和30年代に作られたやや古いピアノです。 お客様とのご相談で、現場での調律・修理とハンマー交換をさせていただきました。 調律も長い間行っていないようですが、材質の良い時代のピアノですので 修理をすればまだまだ長くお使いいただけます。 ハンマーヘッドはフェルトで出来ていますので 50年も経過しますと素材の限界がまいりますので、削っても音は良くなる事はありません。 画像のようにハンマーフェルトは深くえぐられ、ハンマー自体が変形しています。 |
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![]() ハンマーの先端が平べったく潰れています。 |
![]() ハンマーフェルトの寿命限界なので、交換です。 |
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新しいハンマーに交換して音色(音の発音)が綺麗になり、パワーのある音が蘇りました。 今回はピアノ線は現状でお使いいただく事になりました。 調律は今後数回調律していくうちに、状態が安定すると思います。 ご依頼ありがとうございました。 H30年4月 |
ヤマハU2F修理 |
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鍵盤蓋の仕上りをご覧ください。 ←長年の湿気で剥がれてしまいました。 こちらは接着の上、部分塗装にて 補修させていただきました。 ↓鍵盤クリーニングの仕上りを ご覧ください。 |
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20年ほど放置されていたヤマハのピアノです。 お孫さんのお宅でお使いになるとの事です。 軽めのメニューでの作業をさせていただきました。 ご依頼ありがとうございました。 H30年3月 |
カワイピアノオーバーホール US50と言うカワイのグランド型アップライトピアノです。 過去にやや湿気の多いお部屋に放置した期間があり、 その時にフェルト類がダメージを受けたようです。 |
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![]() 古いハンマーは先端がつぶれ、高い湿度の為 変形して向きや高さもバラバラです。 |
![]() 痛んだハンマーフェルトは削っても音色が 良くなる事はありません。 |
![]() 交換済みのハンマーハンマー組立は 高さなど1ミリの誤差も許されません。 |
![]() ハンマーはドイツ製品をお選びしました。 |
![]() ウィッペンと言う部品です。 カワイピアノは樹脂製品を採用しています。 |
![]() 交換されたウィッペン ジャックの傷みが見られました。 |
![]() ご納品 |
ピアノは木材やフェルトで出来ていますので 湿気に弱い楽器です。 ハンマーを交換して 音色も生き生きとしました。 ご依頼ありがとうございました。 H30年2月 |
カワイピアノ クリーニングと修理 |
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長い間放置してあったピアノです。 床暖房のお部屋にお引越しをしてから不具合が出てしまいました。 各部修理してクリーニングしてからおとどけしました。 H30年1月 ご依頼ありがとうございました。 |
![]() 珍しい木目ウォルナットのグランドピアノです。 表面が日焼けして縞模様になっています。 何となくみすぼらしい感じになっています。 |
![]() 40年くらい前のピアノで放置期間が長く やや痛みが多いようです。 貼ってある化粧板が剥がれています。 |
![]() ハンマーは音質を左右しますので 大切な部品です。 付け根から全て交換します。 |
![]() ピアノ線も錆びてますね。 |
![]() 鍵盤の木口は黄ばんで剥がれかけています。 こちらも全交換。 |
![]() 鍵盤のバランスピンの錆びです。 金属磨きで綺麗にします。 ↓ |
![]() 低音のピアノ線です。 錆びていて弾いた時に「ジーン」と雑音がします。 修理は出来ないので、ピアノ線交換です。 |
![]() 綺麗になりました。 錆びていると鍵盤の動きが悪くなり 弾きにくくなります。 |
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![]() 木口も張り替えて新品になりました。 キズ防止のビニールが付いています。 |
![]() ハンマーの付け根の部分になります。 丸い部分が使用により潰れてきます。 タッチに影響の大きい部分です。 |
![]() ハンマー全交換しました。 フェルトの色に注目してほしいです。 音質も新しいピアノのように みずみずしい艶のある音が 復活しました。 ドイツ製レンナーハンマーを採用しました。 |
![]() 新しいハンマーを整音(音を整える) 作業をしています。 調整にたくさんの時間を使います。 |
古いピアノ線を外して、共鳴板・鉄骨の 塗装を済ませました。 これから張弦に入ります。 |
ピンブロックも新品に打ち替えました。 ワイヤーはドイツ製レスローワイヤーを 使用します。 |
張弦終了。 ダンパーも取り付けました。 ピアノ線を張り替えると 芯のある音が復活しました。 |
![]() 塗装作業にとりかかります。 ポリエステルの剥離剤で剥離を繰り返します。 強烈な匂いなので、キツイ作業です。 |
![]() 剥離、研摩を繰り返します。 専用工具で塗膜を削り取ります。 |
![]() 最終的に耐水ペーパーで仕上げて 生地を完全に出します。 4回位剥離を繰り返します。 |
![]() ピアノ側板の剥離作業です。 ピアノ線などに薬品がつかないように 養生を完全にします。 |
![]() 生地の上に、着色、下地塗装、上塗りと 作業を繰り返していきます。 時間のかかる作業です。 |
![]() 最後に、繰り返しの調律・調整を何度も。 お客様にお届けした時に安定した状態に なるよう作業を繰り返します。 |
今回はヤマハグランドピアノのフルオーバーホールをご紹介しました。 時期にもよりますが、約2か月お時間を頂戴いたします。 今回はかなりの費用がかかりました。 H28年作業分 |
![]() ヤマハのピアノでは大変珍しい 接着剥がれの修理とピアノ線交換です。 |
![]() ピアノ線を全部張り替えますので、 フレーム鉄骨を外して塗装その他メンテします。 |
![]() 一度取り外してから部材のそりを修正して 再度接着し更にビス止めします。 |
![]() 綺麗にした鉄骨を取り付け、共鳴板も塗装済み。 これから調弦に入ります。 鍵盤等のパーツは取り外します。 |
![]() チューニングピンを打ちながらピアノ線を張って 行きます、この状態ではほとんど張力は掛けません。 |
![]() 調弦終了! 鍵盤も取り付けて元通りです。 |
今回は大変珍しい接着剥がれでした。 ついでにピアノ線も張り替えてパワフルな音がよみがえりました。 線を張り替えた後は調律がしばらく狂いやすいですからご注意ください。 修理代金は20万円台です。 H28年作業分 |
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オリジナルはワインレッドの木目ピアノ 艶のある仕上げです。 |
画像では判りにくいですが、化粧板の剥がれなど やや傷みが見られますので、塗装の塗り直しをします。 |
![]() ハンマーはドイツ製ハンマーに全交換 はきはきした音質になりました。 |
![]() 今回はオリジナルの色をそのまま使い、 半艶消しに仕上げました。 柔らかい感じに仕上がりました。 |
![]() 塗装はピアノをバラバラに分解して、 各部材ごとに塗装していきます。 |
![]() 鍵盤の仕上がりをご覧ください。 |
![]() 鍵盤もクリーニングして綺麗になりました。 |
![]() 修理前、ちょうど剥がれが見られた部位です。 化粧板は一度剥がしてから再度接着します。 |
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今回はハンマー交換と全塗装を致しました。 外見は気にしない、とおっしゃる方もいらっしゃいますが 美しい外見は楽器の愛着を深めますね。 是非 お勧めします。 28年作業分 全塗装は20万円台です。 |
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